ミシャカ日記

日本語の勉強、思考の整理、自己の発見

満天星花盛りなり。

5月7日 朝、雨、8度。 「さよなら夏の日」アレンジの続き。旧曲の手直し。 午前、山は雲に蔽わるる。 午後、雨あがる。13度。満天星花盛りなり。 夜11度、蛙声多し。

朝、薄曇り、9度。囀り少なし。

5月6日 朝、薄曇り、9度。囀り少なし。 イッちゃん点てし茶を喫する。濃茶平点前。 荷風日記を読む。 昼飯後、イッちゃん出立。また3週間後なり。 日中、半陰半晴、17度。風冷やかなり。 「さよなら夏の日」アレンジの続き。 夜10度、空気冷やか。雨…

この連休の好天で森は一気に緑となり。

5月5日 日曜日 朝、晴れ、10度。連休中、好晴続く。 イッちゃん、あんこ作り。有り難し。 「断腸亭日乗」続き。 山下達郎「さよなら夏の日」をアレンジして遊ぶ。 日中、薄晴れ、22度。この連休の好天で森は一気に緑となり。カラマツの若葉鮮やかなり…

タラの芽少しあり、2つ持ち帰りて天ぷらにする。

5月4日 朝、晴れ、8度。 「伊沢蘭軒」少し読む。「断腸亭日乗」再読。 イッちゃん筍の土佐煮を作りたり。味わい佳なり。 昼飯後、露台で午睡。五月の日差し烈し。 午後、三人で散歩。幸福なり。 タラの芽少しあり、2つ持ち帰りて天ぷらにする。春の味な…

二人で映画「疑惑」を見る。

5月3日 朝、晴れ、5度。 ゴールデンウイーク初日快晴なり。日中20度。 強い西陽が室内を差す頃、障子を閉めてイッちゃん点てし茶を喫する。途中から日は山に沈み、柔らかな光となれり。 二人で映画「疑惑」を見る。僕は3度目なり。 夜、10度、星多し…

桜花落花狼藉、葉桜となれり。

5月2日 朝、雨あがる。雲間に青空、3度。 満天星、躑躅、すでに花芽をつけたるものもあり。 旧曲の手直し。 腰痛だいぶ引いた故、三日ぶりにアモ子と長めの散歩。 日中、頭上は好晴なれど南に分厚な夏らしき雲あり、15度。桜花落花狼藉、葉桜となれり。…

満天星、躑躅、芽吹きたり

5月1日 朝、山は雲中にありて視界悪し、気温11度。腰痛だいぶ癒えたり。満天星、躑躅、芽吹きたり。 昼、雨、14度。 正岡子規「歌よみに与ふる書」を読みけり。言い草は過激なれど、中身は尤も、文学の基本なり。 夜6度、雨。

腰痛、まともに歩くこと能わず。

4月30日 夜、蓐中で雨声を聞く。朝、雨あがる。曇、9度。腰痛、まともに歩くこと能わず。作曲を少し長くやりすぎたようなり。 細雨霏霏たり。音楽関係の雑務。 アモ子には悪いが、庭に連れ出して終わりとする。その代わり幾度も出る。 パソコンに向かう…

窓の外に飛び来る小鳥たちを眺めて

4月29日 朝、晴れ、11度。囀り多し。直に薄曇りとなり。 午前中、旧曲の手直し。窓の外に飛び来る小鳥たちを眺めて過ごす。鶯、キビタキ、シジュウカラ、その他。 日中、薄曇り、18度。便所掃除。 夜12度。

永井荷風『断腸亭日乗』に見る音の表現(特に畳語)(日記4月22日~28日)

4月22日 昨日からの雨あがる。朝、曇、八度。猫柳落花狼藉たり。新曲着手。掛布団カバー洗濯す。午後、曇、13度。夜、曇、10度。星月無し。蛙声あり。枕上、漱石「行人」を読む。 4月23日 朝、霧、9度。夜の中、雨降しようなり。鶯声綿蛮。蛙声を…

「断腸亭日乗」に見る夕方・日暮れ時の表現について(日記:4月15日~21日)

4月15日 朝、晴れ、7度。好晴続く。鶯声綿蛮たり。 換毛期のアモ子を毟った綿毛、小鳥の持ち去ること例年の如し。けだし巣作りに使うなり。イッちゃん、荷造りして出立。アモ子つまらなそうな顔で見送りたり。家の中、静まり返る。 興に乗ってブログを開…

陽春に別れを惜しむ日暮れ哉

4月14日 日曜日 朝、晴れ、気温六度。鶯声あり。明け方から鼻汁くしゃみの花粉症状。昨日気候よく、日中窓開け放てし故、花粉多く屋内に入り来たる由。 三週間ぶりにイッちゃんの点てし茶を喫する。居心地良し。 イッちゃんと買物、久しぶりに里へ下りる…

バッテリー上がりて車動かず。徒歩で向かう。

4月13日 朝、晴れ。気温五度。シジュウカラとコガラの競演、爽やかな朝なり。 荷風日記読む。 薄晴れながら気温上がる、19度まで。 イッちゃん帰り来る。欣然と車で迎えに行くはずがバッテリー上がりて車動かず。徒歩で向かう。スーツケース抱きかかえ…

ひとり居も慣れればたのし皿洗い

4月12日 朝、薄晴れ、気温四度。昨日の靴擦れ軽症にて、一晩眠りてほぼ治りたり。森のあちらこちらに若葉の芽吹きあり。 1週間分の献立作成。 雲散りては来たり、来たりては散る。おおむね好天。日中16度。 左目の飛蚊症気になりて長時間の読書困難と…

アモ子、ハンガーストライキのようなり

4月11日 朝、晴れ。気温一度。囀り、キツツキの太鼓を聞く。亭午にかけて薄雲広がる。 日中12度まで。 荷風日記を読む。戦時中、東京中の食物少なくなり、およそあらゆる店が門を閉ざした頃より、鼠、雀、鳩、猫もまた姿消したり、と。 アモ子、今朝は…

零下6度なり。処々に霜柱立つ。

4月10日 朝、新晴。ここ一週間の雲を追い払ったような青空。 零下6度なり。処々に霜柱立つ。 昨夜二時頃、ふと目覚めしとき気になりて凍結防止ヒーターのスイッチを入れしこと、まったく正解なり。 日中、気温12度。日差し暖か、終日好晴。 読書、荷風…

けだし頭上10メートルから落下せし朽木なり。

4月9日 昨日からの雨止まず。雨の日は樹幹の苔も活き活きとしたパステルグリーンなり。 気温十度。この雨の中でもシジュウカラ囀る。 作曲の続き。テレビは1日中マカやスッポンサプリの宣伝なり。 昼過ぎ雨あがりたるが風強まる。外で大きな物音したりて…

音もなく細雨降りたるに倉皇布団取り込む

4月8日 朝のうち晴れ間あり、爽やか、気温八度。囀り多し、鶯声あり。 しかし直ぐに薄曇りとなる。昨日の如く布団を干そうと思い晴れるのを待つ。なかなか晴れぬので薄晴れの中、布団干す。亭午に至り晴れる。 作曲の続きと作詞。「春風嫋々」という題とす…

映画「異人たちとの夏」を見る。

4月7日 日曜日 朝、薄晴れ、気温6度。鶯声を聞く。 旧曲の手直し。新曲着手。イメージしていたものと離れてゆくがこれもまた経験なり。 昼から快晴、17度まで上がる。布団干す。 アモ子お腹下したらしく外に出たがるので連れてゆくこと二度。二度目でや…

アモちゃん散歩中松ヤニ踏みつけたり。

4月6日 朝、気温四度。雨上がる。雲の隙間に青空あり。囀り少なし。三日前に聞いたきり鶯声無し。 先日作りし曲の手直し。 日中薄晴れ、気温14度まで上がる。木の花芽膨らみたり。このところの気候、正に三寒四温。 アモちゃん散歩中松ヤニ踏みつけたり…

春キャベツの季節なり。

4月5日 朝、山は雲に蔽われる。視界30メートルほどしか無し。斜面を見下ろせば雲が充満し何も見えず宛然数百メートルの深き谷の如し。気温二度。昨日の作曲の続き。 山は終日雲中にあり。晡時、小雨。 夜、気温四度。雨。 春キャベツの季節なり。小さく…

花曇りの言葉あれど

4月4日 昨日からの雨、明け方になって弱まる。朝、細雨糠の如し。気温6度。雨、直に止み、雲、晴れゆく。小鳥の囀り聞こえ始める。 敷地内の雪粗方溶けた故久しぶりに歩き回りてみれば鹿の糞だらけなり。下草も粗方喰われたり。 日中薄曇り。風冷やか。9…

今年初のホーホケキョを聞く

4月3日 朝、曇。気温七度。今朝は小鳥の姿無きに等しき、遠くに囀りを聞くのみ、フクロウの鳴くを聞く。何やら灰色がかった小型の鷹を見る。四、五十羽にて群れ舞う千鳥あり、冬の如し。斯くの如き蕭条たる静かな朝に、今年初のホーホケキョを聞く。昼前よ…

フクロウ、じっとこちらを見つめたり

4月2日 朝、晴れ。零下一度。頃日の春暖でぬかるんでいた庭の土もまた固まる。処々に霜柱立つ。今朝は小鳥の囀り少なし。コガラを聞くこと数度、ジョウビタキ忙しく飛び回る。遠くにキツツキのドラムを聞く。けだしアカゲラなり。珍しくフクロウを見る。丸…

「ヒィヒィヒョー」は、コガラなり。

2024年 4月1日朝、晴。摂氏三度。地面濡れて、郵便受けに薄く雨潦あり。小鳥の囀り頻り。ヒィヒィヒョーを今年始めて聞く。「ヒィヒィヒョー」は、コガラなり。夜、星斗森然、銀河の影を見る。気温零度。冬の如し。

「序文」繋がりを感じるポスト

うちの最寄りにあるそれは四角い体をした小型のものである。 小型である故、口は一つである。仲間たち同様赤い体をしている。埃にまみれてペンキもいくらか剥げている。 しかしたとえ立派でなくとも、それがあると世界との繋がりを感ずる。今、私が住んでい…