ミシャカ日記

日本語の勉強、思考の整理、自己の発見

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夜風烈し路に青葉を落としたり

5月17日 朝、晴、気温5度。風冷やかなりて耳痛し。遠くでカッコウが啼く。 夜風烈し路に青葉を落としたり 日中、快晴19度。過ごし易き日なり。白樺花粉紛々、落花狼藉たり。 夜10度、半輪の月皎皎たり。夜道に木陰できるほどなり。

珍しく羚羊を見る

5月16日 朝、山は雲に包まれ咫尺を弁ぜず。気温11度。小鳥が三羽喧しく喧嘩するを見る。この季節特有の恋愛三角関係なり。 作曲続き。 午前のうちに雲少し晴れて青空顔を覗かせたり。 午後、半陰半晴、18度、風やや冷やかなり。 珍しく羚羊を見る。路…

本日はじめて郭公の姿を目睹す。

5月15日 朝、晴、気温9度。 夜の中雨降しや、小川の水かさ増したり。小さなラッパ型の紫の花咲く。 作曲、作詞。「暮春の月」と題する。 日中、薄晴れ、21度。ひと月ぶりにアモ子と長距離散歩。今回は山を下りたり。 本日はじめて郭公の姿を目睹す。啼…

白き桜花ひらひらと露台に舞い落ちたり。

5月14日 朝、晴、気温五度。 雨後の青天空気澄み渡り、新緑朝日を受けて輝く。遠くでカッコウが啼く。 山間に雲海満ちて里は見えず。ドウダンの香り柔らかなり。 白き桜花ひらひらと露台に舞い落ちたり。 新曲着手。 終日好晴、日中21度。蕨生え始める…

ダニ取り除きたり。

5月13日 朝、雨。11度。蒸し暑さあり。 今朝も起床時の腰の痛み少なし。 ゲームプログラミング続き。 雨霏々たり、日中12度。山は雲に包まれ視界悪し。 アモ子の顔に喰い付きたるダニ取り除きたり。作業の間、じっとして待つ姿愛らし。 夜8度、雨あ…

久しぶりにゲームプログラミング

5月12日 日曜日 朝、薄曇り、7度。風冷やか、昨夜から5度も下がりたり。 起き抜けの腰の痛み少なし。布団が体に合っていなかったのではなしに日中の腰の疲労のせいだったようなり。座椅子の効果と思わるる。 久しぶりにゲームプログラミングを少しする…

アスファルトの灼ける匂い夏の如し

5月11日 朝、好晴、8度。満開の満天星に花虻集まる。花虻姿は蜂なれど蝿の仲間なり。人を刺さず。 「伊沢蘭軒」続き。 日中、快晴、22度。鶯声綿蛮たり。アスファルトの灼ける匂い夏の如し。蝉が一匹鳴くを聞く。この山の蝉、もうすぐ最盛期なり。 夜…

楓の若葉萋萋たり。

5月10日 朝、晴れて気温3度。囀り少なし。 旧曲の手直し。 日中、快晴、19度。楓の若葉萋萋たり。 映画「カサブランカ」を見る。戦時中の映画はプロパガンダ作品なれど傑作多し。国家に無理強いされればつまらぬ駄作となりぬべきところ、制作陣の気持…

朝、氷雨、気温一度。いと寒き朝なり。

5月9日 朝、氷雨、気温一度。いと寒き朝なり。屋根に白きものありて、夜の中雪降りしようなり。 「伊沢蘭軒」続き。座椅子快適なり。 日中、朝と打って変わって快晴、11度。風冷やかなれど、日差し強し。 夜2度、星斗森然たり。枕上、ドストエフスキー…

読書は作曲より健康的と思わるる。

5月8日 朝、曇。8度。午前のうちに青空少し覗くが直ぐに曇りたり。 鴎外「伊沢蘭軒」続き。 箱根の関所で或る後家が髪の結ぶりが書付と符合せぬ故半日抑留せられた上、賄賂を与えて通してもらったとの記述あり。パスポート写真と本人さえ同一人物か判別し…

満天星花盛りなり。

5月7日 朝、雨、8度。 「さよなら夏の日」アレンジの続き。旧曲の手直し。 午前、山は雲に蔽わるる。 午後、雨あがる。13度。満天星花盛りなり。 夜11度、蛙声多し。

朝、薄曇り、9度。囀り少なし。

5月6日 朝、薄曇り、9度。囀り少なし。 イッちゃん点てし茶を喫する。濃茶平点前。 荷風日記を読む。 昼飯後、イッちゃん出立。また3週間後なり。 日中、半陰半晴、17度。風冷やかなり。 「さよなら夏の日」アレンジの続き。 夜10度、空気冷やか。雨…

この連休の好天で森は一気に緑となり。

5月5日 日曜日 朝、晴れ、10度。連休中、好晴続く。 イッちゃん、あんこ作り。有り難し。 「断腸亭日乗」続き。 山下達郎「さよなら夏の日」をアレンジして遊ぶ。 日中、薄晴れ、22度。この連休の好天で森は一気に緑となり。カラマツの若葉鮮やかなり…

タラの芽少しあり、2つ持ち帰りて天ぷらにする。

5月4日 朝、晴れ、8度。 「伊沢蘭軒」少し読む。「断腸亭日乗」再読。 イッちゃん筍の土佐煮を作りたり。味わい佳なり。 昼飯後、露台で午睡。五月の日差し烈し。 午後、三人で散歩。幸福なり。 タラの芽少しあり、2つ持ち帰りて天ぷらにする。春の味な…

二人で映画「疑惑」を見る。

5月3日 朝、晴れ、5度。 ゴールデンウイーク初日快晴なり。日中20度。 強い西陽が室内を差す頃、障子を閉めてイッちゃん点てし茶を喫する。途中から日は山に沈み、柔らかな光となれり。 二人で映画「疑惑」を見る。僕は3度目なり。 夜、10度、星多し…

桜花落花狼藉、葉桜となれり。

5月2日 朝、雨あがる。雲間に青空、3度。 満天星、躑躅、すでに花芽をつけたるものもあり。 旧曲の手直し。 腰痛だいぶ引いた故、三日ぶりにアモ子と長めの散歩。 日中、頭上は好晴なれど南に分厚な夏らしき雲あり、15度。桜花落花狼藉、葉桜となれり。…

満天星、躑躅、芽吹きたり

5月1日 朝、山は雲中にありて視界悪し、気温11度。腰痛だいぶ癒えたり。満天星、躑躅、芽吹きたり。 昼、雨、14度。 正岡子規「歌よみに与ふる書」を読みけり。言い草は過激なれど、中身は尤も、文学の基本なり。 夜6度、雨。

腰痛、まともに歩くこと能わず。

4月30日 夜、蓐中で雨声を聞く。朝、雨あがる。曇、9度。腰痛、まともに歩くこと能わず。作曲を少し長くやりすぎたようなり。 細雨霏霏たり。音楽関係の雑務。 アモ子には悪いが、庭に連れ出して終わりとする。その代わり幾度も出る。 パソコンに向かう…

窓の外に飛び来る小鳥たちを眺めて

4月29日 朝、晴れ、11度。囀り多し。直に薄曇りとなり。 午前中、旧曲の手直し。窓の外に飛び来る小鳥たちを眺めて過ごす。鶯、キビタキ、シジュウカラ、その他。 日中、薄曇り、18度。便所掃除。 夜12度。

永井荷風『断腸亭日乗』に見る音の表現(特に畳語)(日記4月22日~28日)

4月22日 昨日からの雨あがる。朝、曇、八度。猫柳落花狼藉たり。新曲着手。掛布団カバー洗濯す。午後、曇、13度。夜、曇、10度。星月無し。蛙声あり。枕上、漱石「行人」を読む。 4月23日 朝、霧、9度。夜の中、雨降しようなり。鶯声綿蛮。蛙声を…

「断腸亭日乗」に見る夕方・日暮れ時の表現について(日記:4月15日~21日)

4月15日 朝、晴れ、7度。好晴続く。鶯声綿蛮たり。 換毛期のアモ子を毟った綿毛、小鳥の持ち去ること例年の如し。けだし巣作りに使うなり。イッちゃん、荷造りして出立。アモ子つまらなそうな顔で見送りたり。家の中、静まり返る。 興に乗ってブログを開…