ミシャカ日記

日本語の勉強、思考の整理、自己の発見

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

陽春に別れを惜しむ日暮れ哉

4月14日 日曜日 朝、晴れ、気温六度。鶯声あり。明け方から鼻汁くしゃみの花粉症状。昨日気候よく、日中窓開け放てし故、花粉多く屋内に入り来たる由。 三週間ぶりにイッちゃんの点てし茶を喫する。居心地良し。 イッちゃんと買物、久しぶりに里へ下りる…

バッテリー上がりて車動かず。徒歩で向かう。

4月13日 朝、晴れ。気温五度。シジュウカラとコガラの競演、爽やかな朝なり。 荷風日記読む。 薄晴れながら気温上がる、19度まで。 イッちゃん帰り来る。欣然と車で迎えに行くはずがバッテリー上がりて車動かず。徒歩で向かう。スーツケース抱きかかえ…

ひとり居も慣れればたのし皿洗い

4月12日 朝、薄晴れ、気温四度。昨日の靴擦れ軽症にて、一晩眠りてほぼ治りたり。森のあちらこちらに若葉の芽吹きあり。 1週間分の献立作成。 雲散りては来たり、来たりては散る。おおむね好天。日中16度。 左目の飛蚊症気になりて長時間の読書困難と…

アモ子、ハンガーストライキのようなり

4月11日 朝、晴れ。気温一度。囀り、キツツキの太鼓を聞く。亭午にかけて薄雲広がる。 日中12度まで。 荷風日記を読む。戦時中、東京中の食物少なくなり、およそあらゆる店が門を閉ざした頃より、鼠、雀、鳩、猫もまた姿消したり、と。 アモ子、今朝は…

零下6度なり。処々に霜柱立つ。

4月10日 朝、新晴。ここ一週間の雲を追い払ったような青空。 零下6度なり。処々に霜柱立つ。 昨夜二時頃、ふと目覚めしとき気になりて凍結防止ヒーターのスイッチを入れしこと、まったく正解なり。 日中、気温12度。日差し暖か、終日好晴。 読書、荷風…

けだし頭上10メートルから落下せし朽木なり。

4月9日 昨日からの雨止まず。雨の日は樹幹の苔も活き活きとしたパステルグリーンなり。 気温十度。この雨の中でもシジュウカラ囀る。 作曲の続き。テレビは1日中マカやスッポンサプリの宣伝なり。 昼過ぎ雨あがりたるが風強まる。外で大きな物音したりて…

音もなく細雨降りたるに倉皇布団取り込む

4月8日 朝のうち晴れ間あり、爽やか、気温八度。囀り多し、鶯声あり。 しかし直ぐに薄曇りとなる。昨日の如く布団を干そうと思い晴れるのを待つ。なかなか晴れぬので薄晴れの中、布団干す。亭午に至り晴れる。 作曲の続きと作詞。「春風嫋々」という題とす…

映画「異人たちとの夏」を見る。

4月7日 日曜日 朝、薄晴れ、気温6度。鶯声を聞く。 旧曲の手直し。新曲着手。イメージしていたものと離れてゆくがこれもまた経験なり。 昼から快晴、17度まで上がる。布団干す。 アモ子お腹下したらしく外に出たがるので連れてゆくこと二度。二度目でや…

アモちゃん散歩中松ヤニ踏みつけたり。

4月6日 朝、気温四度。雨上がる。雲の隙間に青空あり。囀り少なし。三日前に聞いたきり鶯声無し。 先日作りし曲の手直し。 日中薄晴れ、気温14度まで上がる。木の花芽膨らみたり。このところの気候、正に三寒四温。 アモちゃん散歩中松ヤニ踏みつけたり…

春キャベツの季節なり。

4月5日 朝、山は雲に蔽われる。視界30メートルほどしか無し。斜面を見下ろせば雲が充満し何も見えず宛然数百メートルの深き谷の如し。気温二度。昨日の作曲の続き。 山は終日雲中にあり。晡時、小雨。 夜、気温四度。雨。 春キャベツの季節なり。小さく…

花曇りの言葉あれど

4月4日 昨日からの雨、明け方になって弱まる。朝、細雨糠の如し。気温6度。雨、直に止み、雲、晴れゆく。小鳥の囀り聞こえ始める。 敷地内の雪粗方溶けた故久しぶりに歩き回りてみれば鹿の糞だらけなり。下草も粗方喰われたり。 日中薄曇り。風冷やか。9…

今年初のホーホケキョを聞く

4月3日 朝、曇。気温七度。今朝は小鳥の姿無きに等しき、遠くに囀りを聞くのみ、フクロウの鳴くを聞く。何やら灰色がかった小型の鷹を見る。四、五十羽にて群れ舞う千鳥あり、冬の如し。斯くの如き蕭条たる静かな朝に、今年初のホーホケキョを聞く。昼前よ…

フクロウ、じっとこちらを見つめたり

4月2日 朝、晴れ。零下一度。頃日の春暖でぬかるんでいた庭の土もまた固まる。処々に霜柱立つ。今朝は小鳥の囀り少なし。コガラを聞くこと数度、ジョウビタキ忙しく飛び回る。遠くにキツツキのドラムを聞く。けだしアカゲラなり。珍しくフクロウを見る。丸…

「ヒィヒィヒョー」は、コガラなり。

2024年 4月1日朝、晴。摂氏三度。地面濡れて、郵便受けに薄く雨潦あり。小鳥の囀り頻り。ヒィヒィヒョーを今年始めて聞く。「ヒィヒィヒョー」は、コガラなり。夜、星斗森然、銀河の影を見る。気温零度。冬の如し。

「序文」繋がりを感じるポスト

うちの最寄りにあるそれは四角い体をした小型のものである。 小型である故、口は一つである。仲間たち同様赤い体をしている。埃にまみれてペンキもいくらか剥げている。 しかしたとえ立派でなくとも、それがあると世界との繋がりを感ずる。今、私が住んでい…