ミシャカ日記

日本語の勉強、思考の整理、自己の発見

楓の若葉萋萋たり。

5月10日


朝、晴れて気温3度。囀り少なし。


旧曲の手直し。


日中、快晴、19度。楓の若葉萋萋たり。


映画「カサブランカ」を見る。戦時中の映画はプロパガンダ作品なれど傑作多し。国家に無理強いされればつまらぬ駄作となりぬべきところ、制作陣の気持ち一丸となる作品はむしろ傑作となるべし。


夜10度、満天の星、銀河の影を見る。


剰語
近年、学校では男の子も女の子もみな名字にさん付けで呼びあうそうなり。渾名はいじめに繋がるからご法度なり。また男の子の一人称も「俺」はご法度で、「僕」も使用が控えられるとのことなり。男性性の強調はご法度なり。国が多くの日本語を絶滅に追いやってきた手法のよき一例なり。将来は言葉もなく何やら光の点滅で単純な意思疎通を行う世の中となりぬべし。SNS上のやり取りにおいて既にその兆しあり。

人間一事が万事なり。片方で皆と足並みをそろえ、片方で個性自主性を発揮することは無理なり。これで「個性を伸ばす教育」とは失笑噴飯なり。


「AIや機械が人間の職を奪う」と叫ばれているが事実はさにあらず。事実は、人間が機械化してゆくなり。近年の若手歌手、機械の如き声に加工することを好むなり。