6月2日 日曜日
朝、気温10度。山は雲中なり。
木々から滴る雫の音森に広がりて雨降しようなれど夜来の雨既に上がりたり。
いまだ牝鹿仔鹿も黒き背中の季節なるに早くも明るい鹿の子模様の角短き若き牡鹿あり。
我らに気づきて口から草をはみ出させたまま逃げ去りたり。その姿愛すべし。
編曲続き。
昼より大雨。
午後、雨の隙をついてアモ子の散歩。気温9度。寒し。
途中から土砂降りとなり腿から下びしょ濡れて靴にも水染み込みたり。この靴数時間水につけても染みぬと謳う代物なり。
アモ子自ら樹陰に入りて立ち止まり雨宿り始めたり。二人で相合い傘で10分ほど雨をやり過ごす。
アモ子我を包むように立ちてうまく傘の下に入りたり。
日暮れ頃、雨あがる。
夜、9度。